猫のあくびにはいろいろな意味がある
猫を飼っていると、大きなお口でゆっくりとあくびをする姿を目にすることがあるのではないでしょうか。
あのふわぁ〜とした表情はとても可愛らしく、つい見入ってしまいますよね。
でも実は、猫のあくびには「眠い」だけではないいろいろな意味が隠されています。
この記事では「猫のあくび」に込められた気持ち・意味・注意点を徹底解説します。
もくじ
猫のあくびには複数の意味がある
人間のあくびと同様に、猫のあくびも「眠気」「退屈」がきっかけの場合が多いですが、それだけではありません。
実は猫のあくびには、気分の切り替え・リラックスサイン・カーミングシグナルなど、**5つ以上の意味**があります。
シチュエーションによって理由が変わるので、よく観察すると猫の感情がわかるようになります。
猫があくびをする5つの理由
理由① 眠いとき・起きた直後
最もわかりやすいのが眠気によるあくび。
寝起きや寝る前、寝ている途中に目覚めかけた瞬間などに、大きなあくびをします。
これは人間と同じで、脳の目覚めや酸素補給の役割があります。
理由② リラックス・安心の表現
**飼い主のそばでくつろいでいるときのあくびは、強い安心のサイン**。
「ここが安全だとわかってるよ」「あなたといて気が抜けるよ」という気持ちの表れです。
しっぽをゆらゆらさせながらあくびをする姿は、リラックスモードの象徴ですね。
理由③ 気分の切り替え(カーミングシグナル)
犬と同じく、猫にもカーミングシグナル(気持ちを落ち着ける仕草)があります。
- 叱られた直後
- 他の猫との対峙
- 病院に連れて行かれる前
こうした緊張場面で出るあくびは「落ち着こう」「穏便にしよう」という自己コントロールのサインです。
理由④ 退屈・興味の終わり
遊びに飽きたとき、構ってほしくないとき、「もういいや」と気持ちを切り替える合図としてあくびが出ることもあります。
おもちゃで遊んでいて急にあくびをしたら、「そろそろ終わりたい」の合図。
理由⑤ 酸素補給・深呼吸
動物全般に共通するあくびの機能として、血中の酸素濃度を一気に上げる役割があります。
長時間寝ていたあとや、軽い緊張から解放されたときなど、呼吸をリセットしたいタイミングで出やすいです。
うちのとらさんとぽんたくんのあくびパターン
うちのとらさんは、窓際で日向ぼっこをしたあとに必ず大きなあくびをします。
「ああ、気持ちいい…」という気分のサインで、見ているこちらまで幸せな気分に。
ぽんたくんは、動物病院から帰宅したあとに玄関で大きなあくび。
緊張が解けた瞬間の「もう安心!」を全身で表現していて、思わず「よく頑張ったね」と声をかけたくなります。
飼い主だけが読み取れる、猫のあくびサインは愛おしさの塊です。
こんなあくびは要注意!病気のサインかも
基本的にあくびは健康的なサインですが、**以下のようなケースは異常の可能性**があります。
- 1日に何十回もあくびが出る
- あくびと同時に口臭がする・よだれが多い
- あくびのあと片側だけ口を閉じにくそう
- ぐったりしていて元気がない
- 食欲が落ちている
考えられる原因:
- **口内炎・歯周病**:頻繁なあくび+口臭の組み合わせ
- **貧血**:酸素不足であくびが増える
- **神経系の病気**:片側の口が閉じにくい
- **誤飲**:異物がのどに引っかかっている
少しでも普段と違うと感じたら、動物病院で相談しましょう。
あくびをする猫を見るときのコツ
猫のあくびは、その子の「気持ちのメーター」。
- どんな場面で出たか
- あくび前の状況(緊張・リラックス・退屈)
- あくび後の行動
この3点を意識するだけで、猫の感情の流れがぐっと見えるようになります。
あくびは単なる生理現象ではなく、猫からの無言のメッセージです。
まとめ
猫のあくびには「眠気」「リラックス」「カーミングシグナル」「退屈」「酸素補給」という複数の意味があり、場面によって伝えたい気持ちが変わります。
頻度が急に増えたり他の症状を伴う場合は病気のサインの可能性もあるので、日頃から普段のあくびリズムを観察しておきましょう。
愛猫のあくびを見たら、「今どんな気持ちなのかな?」と想像してあげてください。
その気づきが、猫との信頼関係をもっと深めてくれますよ。






