猫はいつから日本にいる?日本における猫の歴史を解説
猫を飼っていると、ふと「猫っていつから日本にいるんだろう?」と気になることがあるのではないでしょうか。
身近な存在の猫ですが、日本に渡ってきた歴史は意外と古く、文化や生活の中で大切な役割を果たしてきました。
この記事では、日本における猫の歴史を時代別にわかりやすく紹介します。
もくじ
猫が日本に来たのは奈良時代から
猫が日本に渡ってきた最も有力な説は、6世紀〜8世紀(奈良時代頃)に中国・朝鮮半島から仏教の伝来とともに来たというものです。
仏教の経典をネズミから守るための「番猫」として連れてこられたとされています。
もっと古い説もある
近年の遺跡調査で、弥生時代の遺跡から猫の骨が見つかった例があり、もっと早い時代から日本に猫がいた可能性も示唆されています。
確実な記録に残っているのは平安時代以降です。
平安時代の貴族と猫
平安時代の宇多天皇は黒猫を溺愛していたことで知られ、日記にも猫の様子を細かく記録していました。
紫式部の『源氏物語』にも猫が登場するなど、貴族の間で大切なペットとして可愛がられていました。
当時の猫は超高級ペット
数が少なかったため猫は非常に貴重で、ひもでつないで飼うのが一般的でした。
「唐猫(からねこ)」と呼ばれ、貴族の象徴のような存在だったそうです。
江戸時代に庶民の生活に浸透
江戸時代になると、ネズミ被害に悩む庶民の間にも猫が広まりました。
うちのとらさんを見ていても、ネズミを追いかけそうな機敏な動きにその名残を感じます。
1602年の「猫放し飼い令」
1602年に徳川幕府が「猫を放し飼いにするように」という命令を出し、猫の流通量が急増。
これを境に猫は一般家庭にも広く飼われるようになりました。
浮世絵にも猫が登場
歌川国芳など江戸時代の浮世絵師の多くが猫を題材にした作品を残しており、当時の猫人気がうかがえます。
招き猫の文化もこの頃に広まりました。
まとめ
猫は奈良時代頃から日本にいて、平安時代は貴族の高級ペット、江戸時代に庶民にも広まりました。
千年以上もの間、日本人の生活と文化に寄り添ってきた身近な存在です。
愛猫を見つめながら、その背景にある長い歴史に思いをはせてみるのもいいかもしれません。





