保護猫・ペットロスの本おすすめ7冊|猫を迎える人・見送る人へ【Kindle対応】

猫との暮らしには、いくつかの節目があります。

保護猫を家族に迎えるとき。

ふと気づくと体重が増えていて、健康が心配になったとき。

そして、いつか必ず訪れるお別れのとき。

どの場面も、直面してから慌てて調べるより、前もって本を1冊読んでおくだけで、心の準備と選べる道が大きく変わります。

この記事では、猫との暮らしの節目に読みたい本を「保護猫を迎える」3冊、「猫のダイエット」1冊、「ペットロスと向き合う」3冊の順に、合わせて7冊紹介します。

すべてKindle版(電子書籍)があります。

保護猫を迎える予定の方は「保護犬・保護猫と家族になるときに読む本」、お別れへの不安がある方は「ペットロス いつか来る『その日』のために」から読むのがおすすめです。

猫の本の選び方 4つのポイント|節目に読む本は「いまの自分」に合わせる

迎える・暮らす・見送るという節目の本は、読む人の状況によって合う1冊が変わります。

次の4つを意識して選んでみてください。

1. いまの自分の節目に合っているか

これから保護猫を迎える人と、すでに一緒に暮らしている人とでは、必要な情報がちがいます。

ペットロスの本も、「いつかに備えて読む本」と「見送ったあとに読む本」では、受け取り方が変わります。

目次や紹介文を見て、いまの自分に向けて書かれた本かどうかを確かめましょう。

2. 著者の立場を確認する

同じテーマでも、獣医師、保護活動に関わる人、取材者、供養に携わる人と、著者の立場によって語られる内容は変わります。

医療や健康に関わることは獣医師の本、気持ちの整理には体験や言葉を扱った本、というように使い分けるのがおすすめです。

3. 発行年を確認する

保護猫の譲渡の仕組みや、ペットの医療・供養をめぐる状況は、年々変わっています。

制度や手続きに関わる情報は、新しめの本で確認するか、本を読んだうえで譲渡元の団体や動物病院に直接たずねるのが確実です。

4. つらいときは無理に読まない

ペットロスの本は、読む時期によっては、かえってつらくなることがあります。

少し読んでみて苦しいと感じたら、いったん閉じて大丈夫です。

電子書籍ならサンプルで冒頭を確かめられるので、いまの自分が受け取れそうかどうかを試してから選べます。

保護猫の本おすすめ3冊|保護猫を迎える前に読みたい本

まずは、保護猫を家族に迎える人のための3冊です。

準備の教科書、保護活動のいまを知る本、保護猫と暮らす人のエッセイと、役割のちがう本を選びました。

1. 保護犬・保護猫と家族になるときに読む本(保護犬・保護猫のお迎えサポート)

保護犬・保護猫との出会い方から、お迎え前の準備、基礎知識、暮らし方までを章立てで解説する本です。

全6章のうち、猫については「猫の基礎知識&猫との暮らしの準備編」「猫を迎える&猫との暮らし編」の2章があてられています。

冒頭の「保護犬・保護猫とは」の章で、そもそもの前提から確認できるのも、初めての人には心強いところ。

食事やお手入れ、気をつけること、もしものときのことまで触れた「暮らしの教科書」と紹介されています。

紙の本は2024年発行と新しめです。

犬の章も含まれる本なので、猫の部分の分量が気になる方は、目次を確認してから選んでください。

こんな人におすすめ:保護猫を迎えたいと考え始めたばかりで、出会い方や準備から知りたい方

2. 保存版 保護犬・保護猫と暮らす。(坂上忍)

坂上忍さんのインタビュー「動物保護活動を、善意からビジネスへ 保護ハウス『さかがみ家』の挑戦」を収録した保存版です。

ほかにも、心地よい暮らしをかなえる家づくり、表情・声・しぐさで見る犬猫の気持ち、動物病院の院長が教える犬猫の健康チェックなど、専門家による記事が並びます。

腎臓病治療薬「AIM」の可能性についての宮崎徹さんの記事や、脳科学者の中野信子さんによるコンパニオンアニマルと人間の関係の話も収録。

お迎えのハウツーだけでなく、保護活動のいまを知る読み物としての面もある1冊です。

紙の本は2022年12月の発行です。

こんな人におすすめ:保護猫を迎えるだけでなく、保護活動そのものにも関心がある方

3. 下僕の恩返し 保護猫たちがくれたニャンデレラストーリー(響介)

5匹の猫との暮らしをSNSで発信して人気を集める、作編曲家の響介さんの本です。

自堕落な毎日を送っていたという著者は、保護猫だった猫たちを引き取ったことで「猫たちのために、頑張らねば」と意識が変わり、人生が一変したと語ります。

本の中心になっているのは、猫たちと暮らす理想の家づくり。

ハウスメーカー選び、インテリアへのこだわり、工事中のトラブルと、家が建つまでの道のりが3つの章で描かれます。

保護猫の迎え方を学ぶ実用書ではなく、保護猫と出会った人の人生がどう変わったかを読むエッセイです。

こんな人におすすめ:保護猫と暮らす人の実話や、猫のための家づくりの話を読みたい方

猫のダイエットの本|太ってきたと感じたら読む1冊

一緒に暮らす時間が長くなると、気になってくるのが体重です。

肥満は「困りごと」のなかでも健康に直結するテーマなので、獣医師が書いた本で正しく学びましょう。

4. 専門医に学ぶ 長生き猫ダイエット(横井 愼一)

泉南動物病院の院長・横井愼一さんが、猫の肥満とダイエットを解説する本です。

副題には「関節症、糖尿病、膵炎、ストレス 肥満が引き起こす多くのリスクを解消」とあり、太りすぎが健康に与える影響を正面から扱っています。

章立ては「肥満のリスク」「猫の肥満の実態」「ダイエットの基本的な流れと心構え」「フードの上手な使い方」「運動の役割と方法」「ダイエットお悩み相談室」「実録ダイエット日記」「肥満予防とダイエット後のケア」の8章。

リスクの理解から、フードと運動の実践、ダイエット後のケアまで、順を追って学べる構成です。

実際に減量を始めるときは、愛猫の状態に合った進め方を獣医師に相談し、診断や治療の判断は必ず専門家に任せてください。

体重管理の基本をまず押さえておきたい方は、猫の肥満対策とダイエット方法|食事管理と運動で健康体重を目指そうもどうぞ。

こんな人におすすめ:愛猫が太ってきたのが気になり、正しい減量の進め方を知りたい方

ペットロスの本おすすめ3冊|見送る前にも、見送ったあとにも

最後は、いつか来るお別れと向き合うための3冊です。

供養に携わる人の本、取材にもとづく新書、言葉を集めた本と、アプローチがそれぞれちがいます。

5. ありがとう。また逢えるよね。ペットロス 心の相談室 増補改訂版(横田晴正)

著者の横田晴正さんは、新潟県長岡市にペット霊園を設立し、「ペットのお坊さん」として葬儀・火葬・供養に携わってきた方です。

本書は「私とペットのかかわり」「ペットロスについて」「それぞれのペットロス」「ペットを喪ったあなたへ」「ペットの供養Q&A」の5章構成。

「先立ったペットたちに贈る言葉としては、ごめんねよりありがとうの方がお似合いです」という紹介文が、この本の姿勢をよく表しています。

供養についてのQ&Aもあるので、気持ちの面だけでなく「何をしてあげればいいのか」に悩む方の助けにもなります。

増補改訂版として2021年に発行された本で、楽天ブックスでは、このテーマの候補のなかでもっとも多くのレビューが集まっていました。

こんな人におすすめ:愛猫を見送って「ごめんね」の気持ちが消えず、つらさを抱えている方

6. ペットロス いつか来る「その日」のために(伊藤 秀倫)

出版社の編集部を経てフリーになり、ペットロスなど動物と人間の関わりをテーマに取材している伊藤秀倫さんによる、文春新書の1冊です。

「ペットロスとは何か?」から始まり、最初の備えは「よきホームドクター」、最後の備えは「お別れのセレモニー」と、“その日”への備えを軸に話が進みます。

著者自身の体験をつづった章、45人のアンケートをもとにした章、アメリカの事情を取材した章もあり、新書らしく多角的です。

「悲しみを和らげる方法はあるのか?」「新しいペットを迎える」といった、見送ったあとの章も用意されています。

ペットロスになる前にも、なった後にも読める1冊として紹介されています。

こんな人におすすめ:まだ愛猫は元気だけれど、いつか来るお別れに備えておきたい方

7. ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと(サラ・ベイダー)

古今東西の小説家、詩人、芸術家、音楽家、政治家、思想家たちが、ペットとの別れについて残した152の言葉を集めた本です。

編者のサラ・ベイダーさんは、書籍編集者を経て、名言を集めたオンライン・ライブラリーを立ち上げ、運営している方。

章は「わたしたちふたりを囲む輪」「そのときはやがて訪れる」「自分に寄り添う影を失って」「悲しみのその先に」「最後の贈り物」の5つで、出会いから別れ、その先へと流れていきます。

解説や助言を読む気力がないときでも、短い言葉なら少しずつ受け取れることがあります。

紙の本は2025年発行の翻訳書です。

こんな人におすすめ:長い文章を読むのがつらい時期に、短い言葉にそっと触れたい方

タイプ別早見表|保護猫の本・ペットロスの本を節目で選ぶ

7冊を、猫との暮らしの節目ごとに一覧にしました。

書名 タイプ こんな人に
保護犬・保護猫と家族になるときに読む本 迎える・準備の教科書 保護猫の迎え方を一から知りたい
保存版 保護犬・保護猫と暮らす。 迎える・保護活動を知る 保護活動にも関心がある
下僕の恩返し 迎える・エッセイ 保護猫と暮らす人の実話を読みたい
専門医に学ぶ 長生き猫ダイエット 暮らす・健康の実用書 愛猫の体重が気になる
ありがとう。また逢えるよね。 見送る・心の相談室 見送ったあとの後悔がつらい
ペットロス いつか来る「その日」のために 見送る・備えの新書 お別れに備えておきたい
ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと 見送る・言葉を集めた本 短い言葉に触れたい

Kindle(電子書籍)で読むメリット

今回紹介した7冊は、すべてKindle版(電子書籍)が用意されています。

読みたいと思ったその場で購入して、すぐに読み始められるのが電子書籍のメリットです。

保護猫の譲渡会に出かける前や、お迎えの準備中に、スマホのKindleアプリで必要な章だけ確認する、といった使い方ができます。

ペットロスの本は、人前で読みにくいと感じる方もいるかもしれません。

電子書籍なら表紙が周りから見えないので、移動中でも自分のペースで読み進められます。

本棚の場所を取らず、読み返したいときにいつでも開けるのも良いところです。

購入前に無料サンプルで冒頭を読んで、いまの自分に合いそうかを確かめてから選ぶと安心です。

よくある質問

Q. 保護猫を迎える前に、本は読んでおいたほうがいいですか?

読んでおくのがおすすめです。出会い方やお迎え前の準備、迎えたあとの暮らし方を先に知っておくと、譲渡元の団体とのやり取りや、初日の過ごし方に余裕が生まれます。そのうえで、その子の性格や健康状態については、保護主さんや団体から直接聞いた情報を大切にしてください。

Q. ペットロスの本は、まだ元気なうちに読んでも意味がありますか?

意味があります。今回紹介した「ペットロス いつか来る『その日』のために」のように、備えをテーマにした本もあります。信頼できる動物病院を見つけておくこと、お別れのかたちを考えておくことなど、元気なうちだからこそ落ち着いて向き合えることがあります。

Q. ペットロスがつらくて、本を読む気力もありません。

無理に読む必要はありません。読めそうだと感じたときに、短い言葉を集めた本などから少しずつ触れてみてください。つらさが長く続くときや、日常生活に支障が出ているときは、ひとりで抱え込まず、身近な人や専門の相談先に話してみることも考えてくださいね。

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まとめ

まとめ
猫との暮らしには、迎える・一緒に暮らす・見送るという節目があり、それぞれの場面に寄り添ってくれる本があります。

保護猫を迎える方は準備の教科書を、体重が気になる方は獣医師のダイエット本を、お別れに不安がある方はペットロスの本を、いまの自分に合わせて選んでください。

どの本も、読んだからといって正解が決まるわけではありません。

それでも、先に知っておくことで、愛猫と過ごす毎日をもっと大切にできるはずです。

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