【猫のトイレの平均回数】1日のおしっこやうんちの平均回数
いつも元気いっぱいの猫さん!
毎日部屋の中を走り回ってはしゃぎ、ごはんもお水もたっぷりいただいています。
健康の基本は「よく食べ、よく遊び、よく眠る」ですが、猫さんの場合はもうひとつ大事なチェックポイントがあります。それが毎日のトイレ習慣です。
我が家の猫さんももちろん毎日おしっこやうんちをしています。
トイレの砂をせっせとひっかきながら用を足している姿を見ると、その一生懸命な表情に思わず笑みがこぼれてしまいますよね。
あの「ちょっと集中している顔」や「終わったあとの満足げな顔」も、飼い主からすると愛らしいものです。
私たち飼い主にできることは、そんな可愛らしい姿を見守るだけでなく、トイレの回数や排泄の状態を観察することです。なぜなら、トイレは猫さんの健康を映す大切なバロメーターだからです。
猫のうんちやおしっこ
1日のトイレの平均回数
- うんちは1日1~3回
- おしっこは2~4回を目安
この回数はあくまで平均的な目安です。水分をしっかり摂る猫さんはおしっこの回数も増えますし、逆に水をあまり飲まない猫さんは少なくなります。
また、うんちに関しても、フードの種類や食物繊維の量、水分摂取量によって変わります。
特に注意したいのは おしっこが丸一日出ていない場合です。
これは尿路結石や尿道閉塞といった危険な病気のサインかもしれません。放置すると命に関わることもあるため、すぐに病院で診てもらうようにしてください。
猫と水分補給の関係
猫の祖先は砂漠に生息していたため、体が「水をあまり必要としない仕組み」になっています。そのため、現代の猫さんもつい水を飲む量が少なくなりがちです。ですが、飲水量が不足すると尿が濃くなり、膀胱や腎臓に負担をかけてしまいます。
我が家の猫さんも、最初はあまり水を飲んでくれなかったのですが、給水器を導入してからはこまめに飲むようになりました。流れる水が好きな猫さんも多いので、蛇口からばかり飲みたがる子には給水アイテムの利用がおすすめです。
詳しくは 猫さんおすすめ給水アイテム を参考にしてみてください。
普段気を付けること
- 下痢をしていないか
- トイレに行ってちゃんと排泄できているか
- 便に血が混じっていないか
- 長時間トイレで踏ん張っていないか
- 排泄時に苦しそうな声を出していないか
これらは小さなサインですが、病気の早期発見につながります。
さらに猫さんは体調が悪いとき、人目を避けて隠れることも多いので、普段の行動もよく観察してあげると安心です。
体調が悪い時の行動
まとめ
人間と同じように、猫さんのトイレ習慣は毎日の健康チェックに欠かせません。「今日は何回したかな?」「色や形は大丈夫かな?」と少し意識するだけで、病気の早期発見につながります。
猫さんも元気で長生きしてもらうために、これからもトイレチェックを欠かさず続けていきましょう。