猫が急に走り回る「夜の運動会」の理由
おーい猫さーん こっちむいてーは猫の飼い方や豆知識など猫に関する情報を発信しています。
今回は猫が急に走り回る「夜の運動会」の理由についての記事になります。
夜の運動会とは?
猫と暮らしていると、深夜や早朝に突然ダッシュを始めて家の中を駆け回る姿を目にすることがあります。
これが通称「夜の運動会」です。寝ている飼い主にとっては驚きや迷惑に感じることもありますが、猫にとっては自然な行動なのです。
夜に走り回る理由
- 猫はもともと夜行性で活動が活発になる
- 日中の運動不足を解消するため
- 狩猟本能の発散として走り回る
- ストレスや退屈の解消
- 若い猫の場合は単なる遊びやはしゃぎ
特に一人暮らしや留守が多い家庭では、昼間に十分遊べず体力が余ってしまい、夜に爆発することが多いです。
夜の運動会を減らす工夫
飼い主の睡眠を妨げるほどの夜の運動会が続く場合は、環境を工夫することで改善できます。
- 寝る前にしっかり遊んで疲れさせる
- 上下運動ができるキャットタワーを設置する
- ごはんの時間を見直して、夜間の空腹を防ぐ
- 留守中に遊べるおもちゃを置いておく
また、完全にやめさせるのは難しいですが、生活リズムを整えてあげることで夜中の大運動会を和らげることができます。
猫にとっては大切な時間
人間からすると「迷惑」な行動でも、猫にとっては本能的な大切な習慣です。
走り回ることで運動不足を解消し、心身のバランスを保っています。
もし走り回るスペースや時間を制限してしまうと、逆にストレスが溜まってしまう可能性もあります。
安全な環境を整えて、安心して発散できるようにしてあげることが大切です。
とらさんの夜の運動会
我が家の猫さん「とらさん」も、若い頃は毎晩のように夜の運動会をしていました。
廊下を猛スピードで走り抜け、時にはカーテンに飛びついたりと大騒ぎ。
最初は困っていましたが、寝る前におもちゃでしっかり遊んであげるようにすると次第に落ち着き、夜中の暴走が減りました。
今では夜は静かに布団の上で一緒に眠ってくれるようになり、安心して眠れるようになりました。
逆に夜ではなく、朝にもう1匹の猫さん(ぽん太くん)と元気に走り回っています。
まとめ
- 夜の運動会は猫の本能的な行動
- 運動不足やストレス解消の意味もある
- 寝る前に遊んであげることで落ち着きやすくなる
- 完全にやめさせるより、環境を整えて見守ることが大切
猫の夜の運動会は迷惑に感じることもありますが、健康な証拠でもあります。上手に付き合って、猫さんが快適に過ごせるよう工夫してあげましょう。