猫のしっぽの役割

猫のしっぽってかわいいですよね。
しっぽの長い猫や短い猫、先っぽがちょっと曲がっている猫なんかもいます。
そんなかわいらしい猫のしっぽってどんな役割や特徴があるんでしょうか?

しっぽ見ないでー

もくじ

猫のしっぽの役割や特長

しっぽでバランスをとっている

猫のしっぽの特長はバランスを取る役割があるんです。

猫は自分よりも何倍も高い所にバランスを崩さずジャンプしたり、とても高いところからジャンプして降りることができるのは優れた平衡感覚に加え、しっぽでバランスをとりながら安全に着地をとることができる役割があるんです。

またテレビの上や歩く道がせまい所でも、落ちずに軽快に歩けるのはしっぽでバランスをとっているからなんです。

もしバランスを崩して落ちそうになったら しっぽの根本にあるたくさんの筋肉を使ってしっぽを操りバランスを保つことが出来ます。

バランスたもってるー

そのたくさんある筋肉のせいか猫のしっぽ周辺って意外とかたいですよね。

動体視力が優れていることや身体が柔らかいことが猫の特長というイメージが強いですが、バランス感覚に優れているということも特技や長所のひとつなんじゃないかと思います。

獲物を追いかける時にもしっぽ使ってます

猫が走っているときに障害物があっても速度を落とさず曲がれるのは前足や後ろ足の柔軟な筋肉があるからだけではなく、しっぽの筋肉やバランス感覚もあるからできることなんです。

また獲物を追いかけているときや逃げる獲物を逃さないときなど、他の動物だったら転んでしまうような場面でも猫はしっぽのバランス感覚を使って転ばないように動けるという役割もあるんです。

しっぽで気持ちを表している

猫のしっぽはバランスをとる役割だけではなくうれしかったり甘えたい気持ち怒っているときなどいろいろな感情を表しているんです。

ピーンと立っているとき

例えばしっぽがピーンと立っているときは
甘えたい、うれしい、ワクワク!といった喜びの感情を表しています。

こんな時はたくさん撫でてあげたりかまってあげましょう。

ピーンと立てて近づいてきて、さらにゴロンと寝っ転がってきたら大チャンスです。

ここぞとばかりにかわいがってあげましょう。

毛が逆立って膨らんでいるとき

毛が逆立って膨らんでいるときは
へんな生き物がいる!警戒しなくちゃ!というような警戒や恐怖の感情を表しています。

ちなみに我が家の猫さんは子猫時代に人間が歯磨きしている姿や歯磨きの音を初めて聞いた時、ビックリしたのか毛が逆立っていました。

変なやつがいる。警戒しなくちゃ!

かわいいだけがしっぽの役割じゃない

猫のしっぽは長かったり短かったり くねくねといろいろな動きをしてとてもかわいいですよね。
しかしただ単純にかわいいだけではなく、ジャンプするときや狭い場所を歩くとき、狩りのときなどいろいろな場面で活躍することがわかりました。

またうれしい気持ちや怒りの感情などしっぽで気持ちを表しているんですね。

ただ単にかわいいだけがしっぽの役割じゃないことが分かったので、これからは猫さんのしっぽの見る目も変わっていきそうです。

以上猫のしっぽの役割でした。