猫さんの鼻ってかわいいですよね。
においを嗅いでいるのか、鼻をクンクンしてる時のしぐさなんてかなりかわいいですよね。
我が家の猫さんの鼻を触ってみると、濡れているような感じですが、犬ほど濡れていません。
”犬の鼻は濡れていると健康”というのは有名ですが、猫さんの鼻も濡れている方が良いのでしょうか?
猫さんの鼻の役割や嗅覚についても調べてみました。
「鼻のコト、知りたい?」
もくじ
猫さんの鼻は濡れている?
起きている時 濡れている
寝ている時 乾いている
個体差にもよりますが、基本的に猫さんが起きている時の鼻は濡れています。寝ている時や寝起き時の猫さんの鼻は乾燥しています。
寝ている時は、鼻から分泌される液を作る活動が低いため、乾いたように見えるようです。
”乾燥している”のではなくて、鼻から分泌される液を作る活動が低いのでちょっとは出ているということですね。
鼻が乾いている時は?
猫さんが起きている時でも鼻が乾燥している場合は脱水症状の可能性があります。
水をあまり飲まないと乾燥してしまうので、水分補給をしているかチェックしてみましょう。
また空気が乾燥していると鼻が乾きやすくなり、風邪を引きやすくなってしまうので加湿器などで乾燥を防ぐようにしましょう。
猫さんにとって快適な湿度は?
水分をとっているのに鼻が乾いて、さらに目が涙で潤んでいる時は、鼻腺がつまっている可能性があります。
何日も続き涙や目やにが酷い場合は病院で検査してもらったほうがいいようです。
健康な時の鼻の状態を知っておこう
猫さんの鼻が濡れているのか乾いているのか判断しにくい場合や、そもそも猫さんが病気や脱水症状ではない場合もあります。
猫さんそれぞれ個体差があるので、健康な時の猫さんの鼻の濡れ具合をあらかじめ知っておくと、病気や異常があった時の判断になるかと思います。
「今乾いてる」
猫さんの鼻の役割
においをキャッチ
猫の嗅覚は、人間の数万~数十万倍、犬はさらに、人間の100万倍鼻が良いらしいです。
犬のほうが嗅覚が良いんですね!と思ってしまいますが、それでも猫さんも数万~数十万倍です。それでもやっぱりすごいんですね。
鼻が濡れていることで、より多くの匂いをキャッチする役割もあるんです。
ちなみにとらさんはスポンジを見ると豹変するんですが、スポンジにかすかについている洗剤の匂いを嗅ぐと、ちょっと豹変しそうになります。
「スポンジよこせよ」
温度センサーがある
猫さんの鼻 嗅覚には温度センサーもついていて、0.5度の気温の変化を感じることができます。
そのため部屋の涼しい所 暖かい所を鼻 嗅覚で感じ取れるんです。
鼻以外の部分は鈍感なようです。
たしかに、とらさんあっつい味噌汁をトントンしていました。
もし猫さんが寝てほしい所で寝てくれない場合はもしかしたら室温が関係してるかもしれませんね。
寝る場所を変える理由は気分以外にもある?
食べ物は匂いで判断
猫さんは食べ物を、見た目や味で判断するのではなく、匂い 嗅覚で判断します。
主に腐っていないか、食べられるか、新鮮か、タンパク質は入っているか、などを鼻で判断しているようです。
食べ物がどんなタンパク質で構成されているか、というのも判断できるようです。
猫さんが人間の食べ物を食べようとしてしまうのは、味がついているから食べたがる。というわけではなく、新鮮だったり、味がついているほうが匂いが強くなるためほしがってしまうんですね。
猫さんの毒となる食べ物
飼い主や他の猫さんもニオイで判断するようです。
飼い主さんや猫さん同士でするスリスリは匂いを付けるため、確認するためにするんです。
猫さんスリスリする理由は?
ちなみに僕にはあまりしません。嫌われていません。
鼻は生命線!
上記で挙げたように猫さんの特長や日々の生活で、鼻 嗅覚というのはいろいろなことに繋がってくるんですね。
猫さんにとって匂いを嗅ぐための鼻は、食べ物や温度だけではなく、仲間や外敵かを判断するなど、たくさんの情報を得るための大事な役割があるんですね。
猫さんの健康を維持するためには、じつは鼻が正常に活動しているかチェックするのも大事なことのひとつなのかもしれませんね。