猫は普段あくびをいているところをよく見かけますよね。
すたすた歩いてきて座り込み、あくびをしたり、寝ていると思いきや起き上がってあくび、とにかくしょっちゅうあくびをしています。
人間のあくびは脳への酸素が足りないときに、脳を活性化させるためにあくびが出ます。
眠い時あくびをする なんてのはまさにあくびをして脳を活性化させているということです。
ねこのあくびもただ眠い時だけなのかと思ったんですが、どうやらいくつか意味や理由があるようです。
もくじ
猫のあくびには意味や理由がある
単純に眠い時、寝起き
人間もそうですが、寝起きはどの生き物も無防備なので、起きてすぐ脳を働かせるためにあくびをする
単純に眠い時や寝起きのあくび。
寝ていて、起こしたあとにするあくび
寝ている猫に ちょんちょんとちょっかいをしたり、寝ている猫の近くで物音を出してしまい、ビクッと起こしてしまうことたまにありますよね。
そのときにするあくびは、猫にとって機嫌が悪いしぐさです。
猫は睡眠時間が長い生き物です。
ですが熟睡する時間はとても短いんです。
くしゃくしゃにしたいくらいかわいい寝顔なネコですが、なかなか安心して熟睡しないのでなるべくそっとしてあげましょう。
安心しているときにするあくび
猫がいつものポジションにいるとき、背中を撫であげたりあごや首元を撫でたりすると猫は気持ちよさそうにします。
そのあとによくあくびをしますが、そのあくびは安心していたりリラックスしているという意味のあくびです。
気持ちを落ち着かせるときにするあくび
水道の水を飲もうとしていて、近くに置いてある食器を踏んで動かしてしまい、ガシャンッ‼という音にびっくりして慌てて逃げて、ちょっとするとあくびをしたことがあります。
また飼い主に怒られているときに知らんぷりしてるかのようにあくびをする。なんてことよく聞きます。
このあくびは気持ちを落ち着かせているという意味のあくびなんです。
びっくりさせたり寝ている時に起こすのは猫にとってストレスになるので気を付けたほうがいいですね。
猫にとってストレスになることをリストにしてみました。
いろいろなあくびがある
こうみるとあくびといってもいろいろな意味や理由がありますね。
”飼い主に怒られているときに気持ちを落ち着かせるためにあくびをする”というのは怒られていることは分かっているんですよね。
すごいなと改めて思いました!!
まあね。
ただ眠いだけじゃなくて、安心できる人に撫でられて安心していたり、起こされていらいらしていたり、びっくりしたり、怒られているのでリラックスしようとしていたり,,,
猫はもちろん犬やほとんどの動物は人間のように豊かな表情があるわけじゃありません。
人間のように嬉しかったらニコッとしたり、怒っていたら強張った表情したりなんてできません。
もしかしたら猫や犬たちが飼い主に伝えたい感情なんて僕らは半分も分かっていないんじゃないかなーなんて思ったりします。
でもちゃんといろいろな感情があるんですよね!
ちょっとした仕草や動き、走り方で、「あ、こいつはしゃいでんなー」とか、しっぽの動きで「ちょっと怒りだしたな」など
分かるところだって沢山あるし、よーーく観察していると新たに分かることもあり、何より楽しいですよね!
これから長い年月をかけてさらに知っていけるんだなと思うと少し楽しみになりました。