猫さんの爪って見たことはあるけれど、剥がれ落ちた爪ってあまり見たことありませんよね。
そもそも猫さんの爪ってなんで出ていたり隠れていたりするんでしょうか。
そんな猫さんの爪の特長や役割、また爪を切るとき注意することはどんなことなんでしょう。
「爪、見る?」
もくじ
猫さん爪の役割や特長
猫さんの爪は出し入れタイプ
猫さんの爪の役割や特長で知っている人がほとんどだと思いますが、猫さんの爪は出し入れ出来るようになっています。
なぜ出し入れできるかというと、猫はもともと獲物を追いかけて捕まえるのではなく、待ち伏せしたり、木陰にじっと隠れてゆっくりと近づき捕まえる狩りの仕方をする特長の動物だったからからです。
隠れていたり、そっと気づかれないように近寄るため、爪を隠して地面の音をより消すことで獲物を捕らえやすくなります。
そしていざ捕まえるときは力いっぱい走れるように爪を出し、鋭い爪で離しません。
また出し入れできることで爪の鋭さを保つ役割があるんです。
ちなみに猫さんとは違い待ち伏せをせずダッシュで獲物を捕まえるチーターの爪は出し入れできないようです。
そっと近づく,,,
猫さんの爪は2層になっている
猫さんの爪は外側と内側の2層になっている特長があります。
外側の爪は10日から2週間経つと新しく生え変わります。
この外側の爪は、生え変わるときに爪とぎをすることで剥がれて新しい爪になるので、猫さんの爪を見たいときは爪とぎダンボールに行けば見つかるかもしれません(._.)
ちなみに猫さんの剥がれた爪はお米の殻を半分に切ったような感じの見た目です。
内側の爪は剥がれたりはせず、神経と血管があります。
よく見ると爪の内側は爪の白っぽい色ではなくて、ピンクっぽい色になっていますよ。
爪を切るときは注意!!
猫さんの爪を切るときは切りすぎに注意してください。
「すぐに生えてこないようにちょっと深めに切ってあげよう」と思って深めに切ってしまうと内側の神経や血管を切ってしまうので切るときは先っぽだけを切るようにしましょう。
また”壁や柱で爪とぎをしてしまうので、しないように爪を切ってあげる”という理由で爪を切ってあげるのは意味がありません。
猫さんは爪を研ぐことは本能なのでちゃんと爪とぎ用のダンボールを用意してあげましょう。