猫は虫を食べてもいい?猫がゴキブリやアリなどの虫や小動物を食べたとき体に害はある?

おーい猫さーん こっちむいてーは猫の飼い方や豆知識など猫に関する情報を発信しています。

今回は「猫は虫や小動物を食べてもいい?」についての記事になります。

猫は虫や小動物を食べてもいい?

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猫は本来ハンターであり、狩りをする本能が残っています。
そのため、家の中で見つけたゴキブリやバッタを追いかけたり、庭でトカゲや小鳥を捕まえることもあります。

しかし、実際に食べてしまった場合は安心できるとは限りません。人間には無害に見える虫や小動物でも、猫にとっては寄生虫や細菌を体に取り込むリスクがあるからです。

寄生虫がいる生き物を食べてしまうと危険

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野生の小動物や虫は寄生虫を持っていることがあります。
たとえば、ゴキブリは体内にサルモネラ菌や寄生虫の卵を持っていることもあり、猫が食べると下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。

トカゲや小鳥も内部寄生虫を持っていることがあり、体調を崩す原因になりかねません。

寄生虫にかかりやすい動物や虫はとくに注意

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特に注意が必要なのはゴキブリ、ネズミ、カエルなどです。
これらは寄生虫や病原菌を媒介しやすいため、猫の健康に大きなリスクをもたらします。

もし口にしてしまった場合は、嘔吐や下痢などの症状が出ないかしばらく注意深く観察し、異変があれば早めに動物病院で診察してもらいましょう。

ゴキブリやアリ、バッタなどの虫を食べてしまった場合

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猫が虫を食べてしまうケースは比較的多いです。
特にゴキブリやアリは家の中にも出るため、飼い主が気づかないうちに口にしてしまうことがあります。

ゴキブリ

ゴキブリは食中毒の原因になる細菌を持っているため、猫が食べるのは非常に危険です。
さらに市販の殺虫剤を浴びたゴキブリを食べた場合は、薬剤中毒を起こすこともあるので特に注意が必要です。

一方、アリやバッタなどは基本的に大きな害を与えることは少ないですが、農薬が付着していたり、硬い殻が消化不良を起こす場合もあります。

食べた後に嘔吐や下痢をしていないか観察することが大切です。

ネズミやトカゲ小鳥などの小動物を食べてしまった場合

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ネズミは寄生虫や感染症を媒介する代表的な動物です。
特に「トキソプラズマ症」の原因になることがあり、猫から人間に感染するリスクもあるため非常に危険です。

トカゲやカエルもサルモネラ菌を持っていることが多く、小鳥の場合は羽や骨を飲み込んでしまい、消化器に詰まる危険があります。

我が家のとらさんも、一度庭でバッタを捕まえて得意げに持ってきたことがありました。
その時は食べる前に私が止められたので一安心でしたが、もし口にしていたら大変なことになっていたかもしれません。

こうした場面では「狩りの成果」を褒めつつ、できるだけ回収してあげるのが安全です。

まとめ

猫 飼い方豆知識 まとめ
猫が虫や小動物を捕まえるのは本能的な行動ですが、食べてしまうと寄生虫や細菌のリスクが高いため危険です。

飼い主としては「見つけたら止める」「食べてしまったら様子を観察し、異常があれば病院へ」が基本の対応になります。

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