猫の気持ちがわかる本おすすめ7冊|飼い主向けしぐさ・行動学【Kindle対応】

「しっぽをパタパタさせているのは怒っているの?」「さっきまで甘えていたのに、急に噛んでくるのはなぜ?」と、猫の気持ちがわからず戸惑うことはありませんか。

猫は犬ほどはっきりと気持ちをアピールしないぶん、しぐさや鳴き声の意味を知っているかどうかで、付き合い方が大きく変わります。

ネットの断片的な情報を拾い集めるより、獣医師や動物行動学の専門家がまとめた本を1冊通して読むほうが、知識が整理されて頭に残りやすくなります。

この記事では、猫の気持ちがわかる本を「しぐさ・気持ち」「行動学・科学」「もっと仲良くなる」の3つの目的に分けて、7冊紹介します。

すべてKindle版(電子書籍)があるので、思い立ったその日に読み始められます。

迷ったら、場面別のマンガでしぐさの意味がわかる「マンガで納得!猫の気持ちがわかる」から読むのがおすすめです。

猫の本の選び方 4つのポイント

猫の気持ちの本は数が多く、内容の深さもさまざまです。

選ぶときは、次の4つを確認しておくと失敗しにくくなります。

1. 著者・監修者が専門家かどうか

猫の行動の解釈は、書き手によって言うことが変わりやすい分野です。

獣医師や動物行動学の研究者が書いた本、または監修に入っている本を選ぶと、根拠のある説明に出会いやすくなります。

著者のプロフィールは商品ページで確認できるので、購入前に一度目を通しておきましょう。

2. 発行年(情報の新しさ)

猫の研究は年々進んでいて、新しい本ほど最近の知見が反映されやすい傾向があります。

一方で、長く読み継がれている本には、時代が変わっても役立つ基本がまとまっています。

「新しめの入門書を1冊+定番を1冊」という組み合わせにすると、情報が偏りにくくなります。

3. 目的に合った形式か(マンガ・図解・読み物)

すきま時間にサッと知りたいなら、マンガやオールカラーの図解が向いています。

理由までじっくり理解したいなら、新書や文庫の読み物タイプのほうが満足度は高くなります。

自分が最後まで読み切れそうな形式を選ぶことが、結局いちばんの近道です。

4. いま困っている場面が載っているか

「夜中に鳴く」「来客時に隠れる」など、知りたい場面が決まっているなら、先に目次を確認しましょう。

場面別・お悩み別に章が分かれている本は、あとから辞書のように引き直せるので長く使えます。

しぐさ・気持ちがわかる猫の本おすすめ3冊

まずは、しぐさや表情から気持ちを読み取る入門書です。

猫を飼い始めたばかりの方は、ここから1冊選ぶと全体像がつかめます。

1. 猫ゴコロ 気持ちが分かればにゃんと幸せ!(リベラル社)

「猫は気まぐれじゃない。ココロを理解すればもっと仲良く」という考え方でまとめられた文庫本です。

著者欄に名前のある淺井亮太さんは、愛知県で「もりやま犬と猫の病院」を設立した院長です。

章立ては「猫との出会い」「猫との生活」「猫のケア」「猫の食事」「猫の健康」の5章。

ボディランゲージや接し方といった気持ちの話だけでなく、爪切り・ブラッシング・食事・避妊去勢まで、猫との暮らしを1冊でひと通り見渡せるのが特徴です。

紙の本は2015年発行の文庫版で、同名の単行本より新しい版にあたります。

こんな人におすすめ:猫の気持ちと基本のお世話を、コンパクトな1冊でまとめて知りたい方

2. マンガで納得!猫の気持ちがわかる(にゃんこラブの会)

しぐさの意味を、場面別のマンガで解説してくれる1冊です。

章は「お食事中」「来客時」「寝ているとき」「おトイレ時」「遊びのなか」「ひとりでいるとき」「ほかの動物といるとき」「お外」「飼い主と一緒のとき」の9つに分かれています。

「いま目の前でやっているこのしぐさは何?」と思ったときに、場面から逆引きできる構成なのがうれしいところ。

しぐさ・行動・鳴き声をまとめて扱っているので、最初の1冊としても選びやすい本です。

活字が続く本は苦手という方でも、マンガなら気軽に読み進められます。

こんな人におすすめ:難しい説明よりも、マンガで楽しくしぐさの意味を知りたい方

3. 面白くてよくわかる 決定版 ネコの気持ち(松田 宏三)

動物病院院長の松田宏三さんが、猫のポーズ・しぐさ・習性からわかることを100の項目にまとめた本です。

正式な書名は「面白くてよくわかる 決定版 ネコの気持ち ポーズ・しぐさ・習性からわかる100の大切なこと」。

書名に「決定版」とあるとおり、気持ちの読み取り方を幅広く押さえたいときの候補になります。

項目ごとに区切られている本は、最初から順番に読むだけでなく、気になるところだけ拾い読みしやすいのが利点です。

猫を日々診ている立場の人が書いた本を1冊持っておくと、ネットの情報に迷ったときの基準になります。

こんな人におすすめ:しぐさ・ポーズ・習性を項目別に、幅広く知っておきたい方

行動学・科学で猫を知る本おすすめ3冊

「なぜそうするのか」という理由まで知りたい方には、動物行動学をベースにした本が向いています。

ここで紹介する3冊は、いずれも研究者や獣医師といった専門家が書いた本です。

4. ネコの気持ちがわかる89の秘訣(壱岐 田鶴子)

著者の壱岐田鶴子さんは、ミュンヘン大学獣医学部で博士号を取得し、同大学の動物行動学科で猫のストレスホルモンと行動を研究してきた獣医師です。

「目で表すシグナルの意味は?」「おしっこのマーキングはなんのため?」「前肢でモミモミするのはなぜ?」といった疑問に、1つずつ答えていく形式の新書。

構成は、表情・しぐさ・鳴き声の意味、猫同士のコミュニケーション、猫と人とのコミュニケーション、行動の秘密、体の秘密の5章です。

猫はよく観察すれば気持ちがわかる、という立場で書かれていて、読み進めるうちに観察のポイントが身についていきます。

前足のモミモミ(ふみふみ)の意味を先に知りたい方は、猫が「ふみふみ」する理由とは?かわいい行動の意味を解説もどうぞ。

こんな人におすすめ:しぐさの意味を、研究にもとづいた説明で納得しながら知りたい方

5. 動物行動学+猫マンガ ニャン学(茂木千恵)

動物行動学者で獣医師の茂木千恵さんの解説と、猫8匹と暮らすマンガ家・ひぐちにちほさんのマンガを組み合わせた本です。

章立ては「排泄」「食事」「攻撃行動」「不安行動」「多頭飼い」「そのほか」と、お悩み別になっています。

「猫には猫の理由があった!」というコピーのとおり、困った行動を猫の側の理由から考え直せるのがポイント。

茂木さんは猫や犬の問題行動の治療カウンセリングも行っている方で、困りごとを抱えている飼い主さんにも手に取りやすい構成です。

紙の本は2023年発行と、今回紹介する行動学の本のなかでは新しめです。

こんな人におすすめ:トイレの失敗や噛みつきなど、困った行動の理由を知りたい方

6. 猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理(ジョン・ブラッドショー)

英国の動物学者ジョン・ブラッドショーが、長年にわたる飼い猫の行動・心理の研究をもとに書いた本の文庫版です。

野生から進化したイエネコの歴史に始まり、猫から見た世界、思考と感情、猫と飼い主の関係、そして未来の猫まで、扱う範囲がとても広いのが特徴。

「私たちが考える猫像」と「実際の生態」との違いにも踏み込んでいて、猫という動物そのものを理解したい人に向いています。

著者紹介によると、原書はニューヨーク・タイムズのベストセラーになったとのこと。

しぐさの早見表のような本ではなく、腰を据えて読む読み物タイプです。

こんな人におすすめ:入門書を読み終えて、猫の心理を科学の視点からじっくり学びたい方

猫ともっと仲良くなる本|オールカラーで楽しく読める1冊

最後は、気持ちを読み取ることを「猫と仲良くなる入り口」として楽しめる本です。

7. 猫語辞典 オールカラー にゃんこのキモチがわかっちゃう!(Gakken)

哺乳類動物学者で「ねこの博物館」館長の今泉忠明さんの名前が著者欄にある、オールカラーの本です。

「顔の表情を読み取ろう」「全身の姿勢で伝えるキモチ」「しっぽはウソをつけない」「寝相や寝場所に注目!」「キモチを伝える鳴き声いろいろ」など、体のパーツや場面ごとに章が分かれています。

「ニャッ」=「オッス!」のように、猫のキモチを人の言葉に置き換えて紹介するスタイルで、読んでいて楽しいのが魅力。

紙の本は2024年発行で、今回の7冊のなかでいちばん新しい本です。

気持ちがわかると声のかけ方やなで方も変わってくるので、猫との距離を縮めたい方の入り口になります。

こんな人におすすめ:オールカラーの紙面で、気軽に猫のキモチを知りたい方

タイプ別早見表

7冊の特徴を、タイプ別に一覧にしました。

どれにするか迷ったときの参考にしてください。

書名 タイプ こんな人に
猫ゴコロ 文庫・総合入門 気持ちとお世話をまとめて知りたい
マンガで納得!猫の気持ちがわかる マンガ・場面別 楽しく読みたい・最初の1冊に
決定版 ネコの気持ち 項目別・100項目 幅広く拾い読みしたい
ネコの気持ちがわかる89の秘訣 新書・Q&A形式 研究にもとづく説明で納得したい
ニャン学 マンガ+解説・お悩み別 困った行動の理由を知りたい
猫的感覚 文庫・読み物 科学の視点でじっくり学びたい
猫語辞典 オールカラー オールカラー・図解 気軽に眺めて楽しみたい

Kindle(電子書籍)で読むメリット

今回紹介した7冊は、すべてKindle版(電子書籍)が用意されています。

いちばんのメリットは、読みたいと思ったその場で購入して、すぐに読み始められること。

猫のしぐさが気になったとき、スマホのKindleアプリを開けばその場で読み返せるのも、電子書籍ならではの良さです。

本棚の場所を取らないので、猫のスペースを優先したいお部屋にも向いています。

ただし、マンガやオールカラーの本は画面が小さいと読みにくいことがあるので、タブレットなど大きめの画面で読むのがおすすめです。

購入前に無料サンプルで読み心地を確かめておくと安心です。

よくある質問

Q. 猫の気持ちの本は、最初にどれを読むのがおすすめ?

読みやすさを優先するなら、場面別のマンガで学べる「マンガで納得!猫の気持ちがわかる」や、オールカラーの「猫語辞典」が入りやすいです。理由までしっかり知りたくなったら、「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」のような専門家の新書に進むと理解が深まります。

Q. 本に書いてあることと、うちの猫の様子が違うときは?

猫には個体差があるので、本の内容はあくまで目安として受け取りましょう。ただし、急に行動が変わった、食欲が落ちた、トイレの様子がおかしいといった場合は、気持ちの問題ではなく病気のサインの可能性もあります。気になるときは早めに動物病院に相談してください。

Q. Kindle版は専用の端末がなくても読めますか?

Kindleアプリを入れれば、スマホやタブレットで読めます。マンガや図解の多い本は、画面の大きいタブレットのほうが読みやすくなります。

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まとめ

まとめ
猫の気持ちがわかる本は、「しぐさの入門書」「行動学の本」「楽しく読める本」と、目的で選ぶのがコツです。

最初の1冊は、マンガや図解など自分が読み切れる形式を選びましょう。

しぐさの意味がわかってくると、毎日の「なんで?」が「そういうことか」に変わって、猫との時間がもっと楽しくなります。

気になる本があれば、まずはサンプルから試してみてくださいね。

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